ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

【西アフリカ⑪】まるでベトナム? バイクで溢れるベナン随一の街へ(コトヌー)

相変わらず朝早く目覚めました。 西アフリカの5月は日本ほど蒸し暑くはないので、A/Cが無くてもOK。 8時に出発。チェックアウト時に日本円硬貨をあげたら喜んでくれました。 ホテルを出たところで、少年に話しかけられたのでタクシー乗り場の場所を聞きまし…

【西アフリカ⑩】ベナンの田舎町でホッとするひと時 旅の疲れを取る(ウィダー)

僕が泊まった安宿、Edelweiss Les Retrouvaillesのオーナー・イブさんはホテルの改装と集客に悩んでいると打ち明けてくれました。 ウェブサイトを開設することと看板を増やしてみては?とせん越ながら助言されてもらいました。 何より僕がここへ来たのもLone…

【西アフリカ⑨】ゾマホン氏の母国 ベナンに入国する(ウィダー)

深夜、ACが効きすぎて寒さで目覚めました。 でも消すと暑いので付けたり消したりの繰り返し。 7時に起床。少しお腹が緩んでいました。 8時前にホテルをチェックアウト。外で座って待っていると、スティーブさんが迎えに来てくれました。ありがたい。 茶色の…

【西アフリカ⑧】貴重体験 トーゴ人の生活を垣間見る

今日はスティーブさんが10時に迎えに来てくれるので、部屋でフランス語の勉強をして待機します。10時半頃来てくれたので、日焼け止めクリームを塗り虫よけスプレーを携帯して出発。 目的地が分からず、後部席に座っているだけでしたが景色を楽しめました。 …

【西アフリカ⑦】トーゴに帰省中の友人に 市内を案内してもらう(ロメ)

前日インターネットカフェで待ち合わせの博物館の場所を確認しておいたので、約束の13時5分前に問題無く到着。 しかし、待てど暮らせどトーゴの外交官スティーブさんは現れません。 ぐるっと博物館を一周して、別の入口を発見。それでも現れないので、近くに…

【西アフリカ⑥】国境を越えてトーゴへ 袖の下を要求され閉口する(ロメ)

早朝4時に起床し、シャワーを浴びて5時にチェックアウト。 外は真っ暗ですが、タクシーは走っている様子。一台目をやり過ごして、二台目に乗り込みました。 陸路で国境を越え、そのままトーゴの首都ロメ(Lome)を目指します。 国境の町までは、昨日まで使っ…

【西アフリカ⑤】W杯をPV観戦! サッカーガーナ代表を応援する

アクラに帰るバスでは、一番後ろを陣取って外の景色を眺めます。 エンジンの上なのか、とにかく暑い。。どおりで周りに誰も座っていない訳だ。 首都に戻ってきたのは14時。明日は隣国トーゴへ移動するので、国境の町アフラオ(Aflao)までのバスチケットが欲…

【西アフリカ④】オバマ大統領夫妻も訪れた もうひとつの「城」へ(ケープコースト→アクラ)

朝起きて洗面所へ行くと水が流れたので、昨夜の汚れを落としました。 テレビから流れてくるサッカーW杯のハイライト映像。"Black Stars"ことガーナ代表はグループリーグを突破し、今夜ウルグアイ代表とベスト8をかけて激突します。 今日は歩いて行けるケープ…

【西アフリカ③】"Door of No Return" 奴隷貿易で「活躍」した城へ(ケープコースト)

時差ぼけであまり眠れず、3時頃からダラダラベッドの上で過ごしました。 早朝6時、チェックアウト前にオーナーと少し話しました。「どうして一人旅をしているんだ?」と訊かれたので「誰かと一緒に旅行していたらローカルと話す機会が少なくなると思うんです…

【西アフリカ②】ガーナの地で最期を迎えた 野口英世博士の銅像を訪ねる(アクラ)

250ドルを空港内で両替した僕は、いよいよ空港の外へ出ます。 アクラのむわ~とした初夏?の風をいっぱいに浴びたところでタクシーを捕まえます。 ガーナの公用語は英語ですし、ちょうど南アフリカW杯でガーナ代表が快進撃中だったので、その話題を振ると嬉…

【西アフリカ①】長時間フライトもなんのその ドバイ経由でガーナに降り立つ(アクラ)

僕の西アフリカへの旅は2010年6月末から7月初旬にかけて、約2週間でした。 羽田→関空→ドバイ→アクラ(ガーナ)と乗り継ぎ、そこから陸路でラゴス(ナイジェリア)を目指します。 帰りはラゴス→ドバイ→関空→羽田で、利用航空会社はエミレーツ。たしか計16万円…

【西アフリカ・イントロ】人類の負の歴史 西アフリカを訪れる

南部アフリカを旅した僕は、次に西部アフリカへ行きたくなりました。 理由はいくつかありますが、ざっくりいうと以下の通りです: ・奴隷貿易の歴史をもっと勉強したい ・ナイジェリアのアフロビートを現地で聴いてみたい ・日本人旅行者が少ない地を歩いて…

【南部アフリカ⑧】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(最終日)

遠くでなっているサイレンの音で目覚めたプレトリアの朝6時半。 短い南部アフリカ旅行の最終日です。 パッキングを済ませ、9時頃タクシーを拾いました。 ORタンボ空港では1週間ぶりに日本人も見かけました。 ブブゼラを買おうと「吹き方を教えてください」と…

【南部アフリカ⑦】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(プレトリア)

短かったモザンビーク滞在はこの日でおしまい。 南アフリカに戻ります。ヨハネスブルグではなく、首都プレトリア(Pretoria)が僕の最終目的地です。写真のようにジャカランダがとても映える美しい街のようです。 7時。バックパックを背負って出発。外は明る…

【南部アフリカ⑥】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(マプト)

部屋の中で一番に目覚めるも時計は7時半。 僕は旅に出ると、ほぼ例外無く目覚まし時計が鳴る前に目覚めます。 とくにドミトリーや安宿のベッドの上だとほぼ必ず。 「〇時に起きないとバスに間に合わない」「バッグに入れた財布は大丈夫かな」などを考えてい…

【南部アフリカ⑤】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(マプト)

朝、パンを焼いていたらドイツ人旅行者二人に話しかけられました。 当初僕が行く予定だったスワジランドへ行くそうで、お互い午前中は時間があるとのことで植物園へ3人で向かうことになりました。 彼らは携帯電話を持っていてタクシーを呼んでくれました。 …

【南部アフリカ④】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(ネルスプリット)

飛行機が飛び立つ轟音で目覚めました。時計を見ると早朝5時半。 書き忘れていましたが、僕が泊まっているホステルはヨハネスブルグの空港の近くです。街中の安宿ではリスクが何倍にもなりますし、そもそも悪名高いヨハネスブルグを観光せずに、次の目的地へ…

【南部アフリカ③】戦々恐々 世界最凶の街へ降り立つ(ソウェト)

夜中に何度に目覚めるもすぐに眠るを繰り返していると、夜が明けて7時半になっていました。 布団の中でガイドブックLonely Planetを読んでいると、ドイツ人の同室者が声をかけてくれたので一緒に朝食を食べました。 明日のネルスプリット行きのバスの予約で…

【南部アフリカ②】戦々恐々 世界最凶の街へ降り立つ(ヨハネスブルグ)

いよいよヨハネスブルグ市内個人半日ツアーがスタート。 街の歴史なんかを教わりながら、遠くの摩天楼を目指し車は進みます。 50歳くらいのエイビー(Abe)が色々教えてくれます。 「ヨハネスブルグの人種別人口は、黒人が50%以上、ついで白人、カラード(…

【南部アフリカ①】戦々恐々 世界最凶の街へ降り立つ(ヨハネスブルグ)

2009年5月、成田空港からシンガポール経由でヨハネスブルグ(Johannesburg)へ。 機内は想像以上に黒人が少なく、アジア人が多い印象でした。 早朝、アフリカの大地が見えてきました。大学時代に過ごした寮でルームメイトだったイギリス人の友人は南アフリカ…

【南部アフリカ・イントロ】「ブラックダイヤモンド」を求め アフリカの大地へ

今回からしばらくの間、僕が2009~11年にわたって3回訪れたアフリカ各国の様子を紹介します。 ①南部アフリカ:南アフリカ&モザンビーク(2009年) ②西アフリカ:ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア(2010年) ③東アフリカ:タンザニア、ザンビア、ジンバ…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる④

この旅の目標は、タイトル通り「ネイティブアメリカンの文化に触れる」でした。 それなのに、僕はそれを達成できませんでした。 サンタフェから日帰りで行ける距離に、タオス(Taos)という小さな町があります。 町からほど近くにあるネイティブアメリカンの…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる③

サンタフェ(Santa Fe)…この単語をネットで検索すると、いまだに宮澤りえさんの名前がヒットします。 たしかに日本人にとっては、「アメリカ最古(級)の町」よりもこの25年前に発売された写真集のほうが有名かもしれませんね。 建国よりもはるか前の1607年…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる②

灼熱のフェニックスから落ち着いた雰囲気のニューメキシコ(New Mexico)州アルバカーキ(Albuquerque)へ行くには、グレイハウンド(Greyhound)バスが便利です。 所要時間は9時間強、片道55~80ドルくらいで毎日3便あるようです。 アルバカーキはニューメ…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる①(フェニックス)

僕が初めて一人旅をしたのは、高校を卒業した次の日でした。 日本から取り寄せた雑誌にネイティブアメリカンの暮らしが書かれていて、ターコイズのアクセサリーや赤茶けた大地の美しさに惹かれ、帰国前にアリゾナ州とニューメキシコへ行ってみようと思いまし…

【番外編】きな臭い国境の街を抜け 米国へ戻る(シウダーファレス&エルパソ)

チワワは大都市です。 この街からメキシコ各地へ移動できますが、アメリカまでも遠くなく、国境の街シウダーファレス(Ciudad Juarez)までもバスが頻繁に出ています。 シウダーファレスは国境を挟んでテキサス州エルパソ(El Paso)と隣接しているツインシ…

【番外編】チワワ鉄道から「メキシコのグランドキャニオン」を望む(ロスモチス&チワワ)

バハは半島であり、メキシコ本土へ行くにはフェリーが便利です。 といいつつ、下の写真は鉄道です。 2005年当時、僕はラパス(La Paz)からロスモチス(Los Mochis)へ移動しました。正確には、港があるトポロバンポへ(Topolobampo)。ロスモチスは近郊の中…

【番外編】バハの先端で見つけた カンクンに劣らぬリゾート (ロスカボス)

僕がロスカボス(Los Cabos)という名前を初めて聞いたのは、たしか中学生の頃。 駅に置いてある旅行パンフレットを見た時でした。 その時に印象的だったのがこのホテル。 名前も憶えています。ウェスティン・レジーナ! と思ったら、Westin Resort & Spa Lo…

【番外編】ティファナから24時間…バスに揺られてリゾートへ(ラパス)

番外編、ついに国外へ。 メキシコにある、バハ・カリフォルニア(Baja California)ことカリフォルニア半島を紹介します。 訪れたのは2005年なので、記憶を呼び起こして書いてみます。 サンディエゴの南、国境の街ティファナへは家族で何度も行ったことがあ…

【番外編】これぞ本当のアメリカ?ノースダコタ州で田舎を謳歌する②(ノースダコタ州ファーゴ)

父と日帰りでノースダコタ州最大の都市ファーゴ(Fargo)へ。 11万人、州の15%の人口が暮らすこの街の名前に聞き覚えがある人もいるのでは。 1996年に「ファーゴ」というサスペンス映画が、2014年からは同名のテレビドラマが放送されているそうで、ストーリ…