ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

慰安婦碑設置に反対する説明会in2014(ロサンゼルス)

ロサンゼルスに住む日本人や日系アメリカ人は、第三国であるアメリカ国内に(これ以上)慰安婦碑が建ってほしくないと思っています。

韓国側の話だけを聞いて、「日本人は野蛮だ!」「けしからん!」と思うアメリカ人は当然いるわけです。

元来、波風を立てず、争いを好まない日本人&日系人ですが、さすがに好き放題やられては黙っているわけにはいきません。。

 

以下は、オレンジ・カウンティーのハンティントンビーチで2014年秋に開催された【フラトン市の慰安婦碑設置に反対する説明会】に参加した時のレポートです。(Facebookに投稿)

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参加者はカリフォルニア在住の日本人で、40~80代が多く30人くらい来ていました。

現在、全米には4つの慰安婦像が建てられており、先日自分が訪れたグレンデールはそのひとつ。中韓の強力なロビー活動団体が、同胞が多い街の議員に「慰安婦像の設置を!」と声を荒げて訴えているようです。これに対して、日本側は情報が少なく後手に回っています。火があがったところを消しにいく消防士状態です。

姉妹都市である福井市などの説得もむなしく、フラトン(Fullerton)の状況は予断を許しません。ただ、近隣都市のブエナパーク(Buena Park)では像設置が否決されました。理由は「アメリカの公共施設や公園に、他国の国際問題を持ち込むのはナンセンス」と、いうことのようです。このような声がアメリカ人の総意だと思いたいのですが、中にはロビー団体に洗脳されてしまう人もいるようです。。

しかし、元来「大人しく、NOと言わない」といわれてきた日系人・日本人もさすがに立ち上がり、議会に強く抗議し署名も集まり始めました。これは市長や議員に対して確実にプレッシャーがかかっています。こちらのNPO団体を中心とした活動が、少しずつ実を結んでいるようです。

戦時中にひどい扱いをうけた日系アメリカ人や、在米日本人が住みづらくなるのだけは何としても避ける必要があると思います。慰安婦像なんかじゃなくて、日系人強制収容の像を建てたほうが、アメリカの歴史を知る上でずっといいと思いました。

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