ティファナではない メキシコとのもうひとつの国境(カレクシコ/メヒカリ)
ロサンゼルスから日帰りできる場所、として色々紹介してきましたが、今回は特別編です。というのも、ロサンゼルスから日帰りは正直しんどいからです。
以前紹介したサルべーションマウンテン(Salvation Mountain)から111号線をほぼ真南に1時間進むと、そこはメキシコとの国境なのです。
メキシコとの国境といえば、サンディエゴの南、ティファナがとても有名です。ここのカレクシコ/メヒカリを通る観光客は皆無では?地元の人向けの国境といった感じです。
これらの町はツインシティになっていて、カタカナではよく分かりませんが、英語にするとCalexico/Mexcaliです。ピンと来た人もいるでしょう。California+Mexico⁼Calexico、Mexico+California⁼Mexicaliなのです!町の名前を適当?に付けるゆるくてユーモアたっぷりな感じ、嫌いじゃないです。
日本には国境というものがないので、やはり不思議な憧れがあるのでしょう。フェンス越しに「あっちはメキシコか…」と、何とも言えない情緒にかられます。僕はビザの関係で越境できなかったので、指をくわえて見ているだけでした。
カレクシコはアメリカ側の町ですが、公用語はスペイン語。売っているものや売っている人もアメリカではありません。ペソでの支払いもできちゃいます。
今トランプ大統領候補がワーワー騒いでいるように、この国境も警備がしっかり。国境警備隊が目を光らせています。フェンス越しに会話をする男女を見ていると、切ない気持ちになるかも。
【地図】