【番外編2】砂漠の中に生まれた“復活の街”を歩く(フェニックス)
北米で最も広い砂漠・ソノラ砂漠の真ん中に位置する州都フェニックス。ロサンゼルスから飛行機でスカイハーバー国際空港へ向かえば、延々と広がる茶色い大地に突如現れる街に出くわします。
フェニックスは、米南西部の政治経済の中心地であり、約150万人が暮らす全米6位の大都市。メサ、スコッツデール、テンピ、グレンデールなどの衛星都市と共に、「Greater Phoenix」もしくは「Valley of the Sun」と呼ばれています。
市内には、子どもと一緒に遊べるレクリエーションが点在。いたるところにサボテンがそびえる、州内の特異な大自然を紹介する植物園(Desert Botanical Garden)や、ネイティブアメリカンのアートミュージアム、西部開拓時代の町並みを彷彿させるテーマパークなど、興味深い見どころがあります。さらにフェニックスは、アメリカ4大スポーツのプロチームが本拠地を構えており、手に汗握る試合を1年中観戦することができます。
フェニックスには140ものゴルフコースがあり、全米有数のゴルフリゾートがあることで有名な町、スコッツデールはゴルファーなら一度はプレーしてみたい聖地。また、スコッツデール郊外には初心者から上級者までが楽しめるトレッキングコースがあり、市内から約30分の距離に位置する「Tom’s Thumb Trailhead」では、これぞアリゾナという風景に出会えます。
先住民、ホホカム族の遺跡の上に造られた街、フェニックス。その名の通り、不死鳥のごとくメトロポリスを再構築させた復活の街です。
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