【番外編】これぞ本当のアメリカ?ノースダコタ州で田舎を謳歌する②(ノースダコタ州ファーゴ)
父と日帰りでノースダコタ州最大の都市ファーゴ(Fargo)へ。
11万人、州の15%の人口が暮らすこの街の名前に聞き覚えがある人もいるのでは。
1996年に「ファーゴ」というサスペンス映画が、2014年からは同名のテレビドラマが放送されているそうで、ストーリーもこの街や周辺都市と関係があるそうです。
正直言うと、とくに訪問理由は無し。
グランドフォークスから片道約1時間半、「ドライブを楽しもうか」程度です。
停車したダウンタウンはこじんまりとしていて、散策にはピッタリ。
日曜日の午前中という時間もあり、人通りの少ない通りを歩き回ります。
冷やかしで入ったアンティークショップは、興味深いものばかりで長居してしまいました。
面白いなぁと思ったのは、日本のそれとは違いダウンタウンが「シャッター通り」で無いこと。
たしかに前述の通り人は少ないですが、「We are CLOSED」と書かれても、店内は小ギレイであり平日は営業していることも確認できます。
そうそう、こんな小さな都市にもアジアンマーケットってあるんですね。
経営者は中国系の方で、乾麺や米、カレー粉、アジアの野菜、ドリアン(!)までかなりの充実ぶりでした。買い物客もちょこちょこいて、レジでは並びました。
ちなみに少し調べたところ、アジア系の住民は州の人口の1%だそう。70万人が住んでいるとして…7000人。ふむ。
アジアンマーケットに併設されたベトナム料理店でフォーを食べた後は、帰路につきました。
この日は天気がイマイチでしたが、新鮮な空気&のんびりした風景に心が浄化されました。
わずか3泊程度の訪問でしたが、一度でも行った場所には愛着が沸くものです。
僕にとっての旅行の醍醐味は、まさにこの部分です。
【地図】