【番外編】ティファナから24時間…バスに揺られてリゾートへ(ラパス)
番外編、ついに国外へ。
メキシコにある、バハ・カリフォルニア(Baja California)ことカリフォルニア半島を紹介します。
訪れたのは2005年なので、記憶を呼び起こして書いてみます。
サンディエゴの南、国境の街ティファナへは家族で何度も行ったことがあったのですが、当時「もっと南へ行ってみたい」と思っていました。
ということでアメリカを離れてから半年後、大学1年生の冬休みを利用して初めてのバハへ。
バハ・カリフォルニアで最も知られた場所はロスカボス(Los Cabos)でしょう。
ロスカボスとは、地名ではなくカボ・サン・ルーカス(Cabo San Lucas)&サン・ホセ・デル・カポ(San Jose del Capo)を指す地域。
カンクン(Cancun)に次ぐメキシコのリゾートといわれ、毎年避寒地として多くのアメリカ人が訪れます。
ANAが1997年頃「ハローツアー」でキャンペーンを行っていたので、日本人でも知っている方は多いかもしれませんね。
さて、単身で国境を越えた僕は、ティファナで1泊。
バハ・カリフォルニアの先端(の近く)にあるラパス(La Paz)行きのバスを確認します。週3便出ていたので、ABC(Autobuses de la Baja California)という会社でチケットを購入しました。
金額は約100ドル。所要時間は24時間(!)
戦々恐々と乗り込んだバスでしたが、超がつくほど快適でした。ドリンクサービスはあるしリクライニングは180度まで倒れる。ハリウッド映画も上映され、長時間移動もまったく苦痛ではありませんでした。
街の景色は、当然看板などがスペイン語なのと標識が違うわけですが、「ロサンゼルス郊外とそんなに変わらないかも?」というのが当時の感想。
看板の中には「○○が○○ペソ!」など、値段が書かれた看板も多いのですが、メキシコペソは「$」と表記されるのでアメリカドルの表記とそっくり!
【小ネタ】
メキシコのPesoはPとSが重なるので$になるのですが、
アメリカのU.S. DollarはUとDが重なるので、本当は$が「二重線」になるようです
というわけで、ボケーとしていると、頭の中で計算をしていないので「高い!」「安い!」と驚いてしまうことが多々ありました。
バスから見える景色は本当に感動モノ。
大自然が織りなす風光明媚な光景に、終始目を奪われてしまいました。
あれから12年近く経ちますが、いまだにあの感動は鮮明に覚えています。
さて、平和という意味の町・ラパスに到着します。ここは観光地というより海辺の港町。人口は多いのですが、のんびりとした空気が気持ちいいです。
次回はロスカボスエリアをご紹介します。
【地図】