【西アフリカ①】長時間フライトもなんのその ドバイ経由でガーナに降り立つ(アクラ)
僕の西アフリカへの旅は2010年6月末から7月初旬にかけて、約2週間でした。
羽田→関空→ドバイ→アクラ(ガーナ)と乗り継ぎ、そこから陸路でラゴス(ナイジェリア)を目指します。
帰りはラゴス→ドバイ→関空→羽田で、利用航空会社はエミレーツ。たしか計16万円だったと思います。
ちょうど南アフリカW杯開催時期で、僕は日本代表の敗戦を機内で知りました。
エミレーツ航空が途中経過を随時モニターに表示してくれていたのです。
早朝ドバイ空港(Dubai International Airport)に着いた僕は、乗り継ぎ便の搭乗時間までターミナルをプラプラします。
明るくなってきた頃、ゲートがオープンしました。黒人以外では白人&中国人がチラホラ。
ただこのエミレーツ航空機はアクラ(ガーナ)経由アビジャン(コートジボワール)行き。機内ではフランス語も聞こえてきます。
すでに敗戦を知っていましたが、モニターでW杯日本vsパラグアイの見逃し配信をやっていたので視聴しました。
ドバイ→アクラのフライト時間は8時間。
正午着予定の当機は、11時頃から徐々に機体を傾け始めました。
モニターで見る限り、僕が2週間弱かけてこれから旅しようとしている区間は、飛行時間自体は40分程度のようです。近いな…
初めての西アフリカ。ガーナの首都アクラは上空から見る限り都会とは呼べないかも。
空港も小さめ。それでも窓の外の赤茶行けた大地を見ていると「アフリカに戻ってきた」とテンションがあがりました。
日本人はガーナ入国時ビザが要りました。僕は東京で事前に取得済みで問題無し。
「本当に小さい空港だなぁ」なんて考えながらバックパックが出てくるのを待っていたら待てど暮らせど出てきません。
女性職員に「もうこれで以上よ」と言われた時は、いよいよ今日の僕のバックパックとの再会を諦めていました。
「短い旅行なのにプラン変更かなぁ」
「アクラにいないと明日受け取れないよな」
「エミレーツは大きな会社だし、1日分の生活費くらい出してくれるだろ」
「いや、後日東京にあるエミレーツのオフィスへ行こうか…」
などと本気で考えていたら、ひょっこり僕のバッグパックだけ流れてきました。
あーよかった。
一気に気分が良くなった僕は、元気よく街へ飛び出して行きました。
②へつづく。
【地図】※アクラの国際空港です