【西アフリカ⑦】トーゴに帰省中の友人に 市内を案内してもらう(ロメ)
前日インターネットカフェで待ち合わせの博物館の場所を確認しておいたので、約束の13時5分前に問題無く到着。
しかし、待てど暮らせどトーゴの外交官スティーブさんは現れません。
ぐるっと博物館を一周して、別の入口を発見。それでも現れないので、近くにいた若者2人に「電話を貸してください」と頼むも、「SIMカードが無い」と言われました。
僕のCFA1000を渡して一人にカードを買ってきてもらおうとお願いするも不発。
それから他の人が現れて、このスタンさんという方が助けてくれました。
売店3点目でようやくSIMカード購入。スティーブさんに電話すると繋がりました!
今いる場所を伝えるもやはり現れません。さっきいた場所へ戻ったところでスタンの電話が鳴ります。どうやら場所が違っていたよう。少し歩いてようやく合流。
東京で一度お会いしているし、お互いなんとか顔を覚えていたのでよかったです。
外務省の中へ入れてもらい、「銀行で両替をしたいです」と伝えると、彼の友人がより良いレートでCFAを売ってくれるとのこと。
ということで、その人が来て出発。さらに2人男性が同乗します。この2人、スティーブさんの専属ドライバーなのだとか。
さっそく市場(Grand Marche)を歩いて買い物。スティーブさんのおかげでぼられることはありません。僕は市場の活気が大好きで、歩いているだけで楽しかったです。
一度ホテルへ戻り、日本からお土産で用意していた扇子を渡しました。スティーブさん、お母さん、ドライバーのお二人、そして外務省の女性。
次にMarche des Feticheursというところへ案内してもらいます。
ここは着いたときから鼻をつく臭いがしました。
犬、猿、トカゲ、昆虫etcあらゆる動物・生き物のミイラが置いてあり、異様な光景です。
ここは何かの聖地らしく、アフリカ中の病人がここまで買いに来て薬として使うそう。
お腹が空いている旨を伝えると、スティーブさんの家でごちそうになれることに。
旅先で現地の人の家に行けるとは。これは嬉しかったです。
道中、トーゴの首都ロメの道路はボコボコ。車に揺られながらスティーブさんにいくつか質問をしてみました。
・今トーゴに最も必要なものはなんですか?→インフラ整備
・アフリカ各地にレバノン人が多いのはなぜ?→貿易
・外交官になった理由は?→トーゴを有名にしたい
・アフリカ系アメリカ人についてどう思いますか?→自分たちは親しみがあるけど彼らはきっと無い
・アフリカ各地にいる中国人について→病院を建ててくれた
・隣国との関係はどうですか?→良好
・旧宗主国フランスについては?→人々はBonだけど、政治がダメ
スティーブさんのご自宅では、お母さんがキーマカレーのようなものを作ってくれました。とてもおいしかったので、「日本でトーゴ料理をやられては?」と伝えました。
家の中を案内していただき、その後スティーブさんの親戚や友人、仕事仲間を紹介してもらいました。友人に友人を紹介する。そういう風習なんだろうなぁと思いました。
また明日会う約束をしてホテルまで送ってもらいました。
⑧へつづく。
【地図】