ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

【西アフリカ⑦】トーゴに帰省中の友人に 市内を案内してもらう(ロメ)

前日インターネットカフェで待ち合わせの博物館の場所を確認しておいたので、約束の13時5分前に問題無く到着。

しかし、待てど暮らせどトーゴの外交官スティーブさんは現れません。

 

ぐるっと博物館を一周して、別の入口を発見。それでも現れないので、近くにいた若者2人に「電話を貸してください」と頼むも、「SIMカードが無い」と言われました。

僕のCFA1000を渡して一人にカードを買ってきてもらおうとお願いするも不発。

それから他の人が現れて、このスタンさんという方が助けてくれました。

 

売店3点目でようやくSIMカード購入。スティーブさんに電話すると繋がりました!

今いる場所を伝えるもやはり現れません。さっきいた場所へ戻ったところでスタンの電話が鳴ります。どうやら場所が違っていたよう。少し歩いてようやく合流。

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東京で一度お会いしているし、お互いなんとか顔を覚えていたのでよかったです。

外務省の中へ入れてもらい、「銀行で両替をしたいです」と伝えると、彼の友人がより良いレートでCFAを売ってくれるとのこと。

 

ということで、その人が来て出発。さらに2人男性が同乗します。この2人、スティーブさんの専属ドライバーなのだとか。

 

さっそく市場(Grand Marche)を歩いて買い物。スティーブさんのおかげでぼられることはありません。僕は市場の活気が大好きで、歩いているだけで楽しかったです。

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一度ホテルへ戻り、日本からお土産で用意していた扇子を渡しました。スティーブさん、お母さん、ドライバーのお二人、そして外務省の女性。

 

次にMarche des Feticheursというところへ案内してもらいます。

ここは着いたときから鼻をつく臭いがしました。

犬、猿、トカゲ、昆虫etcあらゆる動物・生き物のミイラが置いてあり、異様な光景です。

ここは何かの聖地らしく、アフリカ中の病人がここまで買いに来て薬として使うそう。

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お腹が空いている旨を伝えると、スティーブさんの家でごちそうになれることに。

旅先で現地の人の家に行けるとは。これは嬉しかったです。

 

道中、トーゴの首都ロメの道路はボコボコ。車に揺られながらスティーブさんにいくつか質問をしてみました。

 

・今トーゴに最も必要なものはなんですか?→インフラ整備

・アフリカ各地にレバノン人が多いのはなぜ?→貿易

・外交官になった理由は?→トーゴを有名にしたい

・アフリカ系アメリカ人についてどう思いますか?→自分たちは親しみがあるけど彼らはきっと無い

・アフリカ各地にいる中国人について→病院を建ててくれた

・隣国との関係はどうですか?→良好

旧宗主国フランスについては?→人々はBonだけど、政治がダメ

 

スティーブさんのご自宅では、お母さんがキーマカレーのようなものを作ってくれました。とてもおいしかったので、「日本でトーゴ料理をやられては?」と伝えました。

 

家の中を案内していただき、その後スティーブさんの親戚や友人、仕事仲間を紹介してもらいました。友人に友人を紹介する。そういう風習なんだろうなぁと思いました。

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また明日会う約束をしてホテルまで送ってもらいました。

 

⑧へつづく。

 

【地図】