ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

【東アフリカ①】カタールでトランジット 「ドーハの悲劇」のスタジアムを目指す(ドーハ)

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旅の出発は上野駅から。スカイライナーに乗り込み成田空港へ。

 

今回はカタール航空を利用してタンザニアまで飛びます。

僕が旅したのは2011年5月下旬でした。

 

到着した成田空港の出発ロビーは、すごく暗かったです。

当時は3.11の地震直後。東日本ではとくに節電が叫ばれていました。

 

チェックイン後、銀行でJPY10万円を1184ドルに両替。

少し待ってから関西空港行きのカタール航空便に乗り込みました。

 

機体はA320、シートは2-4-2。広さは特別感じませんでしたが、搭乗直後からシートテレビがオンデマンドで見られたのがうれしかったです。

1時間のフライト後、KIX着。機内から出ることはなく、窓の外の飛行機を見て時間をつぶします。

 

結局機内は7割程度埋まり、一路カタールの首都ドーハに向けて飛び立ちました。

 

一度ぐっすり眠ることができ、起きて歯磨き。僕はこのときメガネをかけていたのですが、コンタクトケースを持ってきたか不安になってきました。まぁ入れたとしたらチェックインの荷物だし、どちらにしろ考えてもしかたがないので再び眠りにつきました。

 

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現地時間4:30AM頃、眼下に(おそらく)ドバイの街が見えてきました。そのまま街の明かりや海を眺めていると、カタール(と思われる)が見えてきました。

このとき僕は海だと思っていたのですが、それは砂漠でした。。

 

定刻よりも幾分早く到着したカタール航空機。

当時は小さな空港で、ターミナルへはバスで移動です。

タラップを降りたら、早朝にもかかわらず、ムァ~と中東らしい風に包まれました。

 

全員トランスファーだったようですが、入国したい僕は係員に方法を聞き出し、他のバスに乗りました。

 

そう、次のダル・エス・サラーム行きの搭乗時間まで数時間あったし、僕ははじめから入国する気満々だったのです。

 

QR1000(約JPY2200)を支払って入国。バッグが無いので身軽です。

USD10だけ両替すると、QR36になりました。僕の軍資金です。

 

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僕がドーハに来た理由はひとつだけ。「ドーハの悲劇」のスタジアム(Al Ahli Sports Center)へ行ってみたかったのです。

タクシー乗り場近くにいたか係員に市街までの道を尋ねて歩き出します。

今回の旅もスマートフォンは不携帯。今考えるとなんとも浅はかですが、手書きの地図を持って街へ繰り出しました。しかも徒歩で。

 

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早朝とはいえ交通量がやや多いカタールの首都。

5AMから営業している、インド人ぽい人が経営している商店へ入り、ペットボトルの水をQR1で購入。

Al Ahli Sports Centerまでの道のりを訊けば、「遠いからタクシーで行け」と言われました。僕の地図ではそんなに遠くないはずだけど・・・?

 

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その後も数人に道のりを尋ねましたが、英語があまり通じないのと、何よりみなさんデカセギ労働者で外国人なのです。

 

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しばらくするとスタジアムが現れ、中を覗いてみるも目的地ではありませんでした。

 

それにしても暑い。6AMなのになんという暑さ&紫外線。。肌が焼けていくのが分かります。海の近くで尋ねた人は、インドのケーララ州出身でした。

 

結局誰に訊いても「知らない」「遠い」「タクシーだ」と言うので、「それならば」とタクシーを探すも、まるで見当たりません。

フラフラ歩いた後、道を渡って拾おうかと思ったら、運転手の人に話しかけられました。

目的地まではQR20。予算内だしOKしました。

この人はバングラデシュ出身だそう。

 

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やはりスタジアムまでは遠かったようで、10分ほど走ってようやく到着。

ぐるりと周りを歩いてから、こっそり中へ入りました。

セキュリティが小屋の中にいたので、許可を得て写真を撮りました。

小さなスタジアムで、聞けばもう使用されていないそう。

 

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目的を果たした僕は満足。空港までの道を聞き、スタジアムを後にしました。

それにしても暑い。。

 

②へつづく。

 

【地図】※ドーハの悲劇のスタジアムです