【東アフリカ③】現地人と交流 食事を共にする(ダル・エス・サラーム)
機内から見たタンザニアの首都は、想像以上に高いビルがニョキニョキそびえ立っていました。人口はなんと400万人近くなのだとか。
日本人は到着後ビザを取得できるということで、Arrival Visaを申請します。
記入後少し待ったら、立派なのをくれました。
再入国ができるダブルを申請したのですが、なぜかそれは却下されました。
USD50とられたので、また入国時に払わないと。。
少し心配していた僕のバックパックとも成田空港以来の再会を果たし、入国。
すぐに今晩の宿(Safari Inn)の人を見つけましたが、先ずは両替。
USD400を両替したら大きな札束になりました。
天気は快晴。空港から市内へ向かう車の中で、ドライバーのサリムと会話を楽しみます。
「暑いなぁ」と思っていたらエアコンを入れてくれました。
車の中からダル・エス・サラームの街を見ていると、黒人はもちろんですが、アラブ系のような、インド系のような人も多かったです。
ムスリムのような格好をしているので、パキスタン系でしょうか。
宿に到着。周辺は安全!というにはほど遠いですが、まあ僕に文句はありません。
404号室をあてられました。エアコンをパチリと入れてみるも動きません。
内線でフロントを呼んだら英語が通じない。近くにいた従業員に代わりに電話してもらいました。後でマネージャーが来てくれるとのこと。
待つのも嫌だったので、フロントに置いてあった地図を握りしめて外出。
時期のせいなのか、旅行者は皆無。
歩いていると少し見られることはありましたが、嫌な視線ではありません。
嫌な視線を浴びるときは、本当に多くの人からジロリと見られるものですが、一方で無関心の街では本当に視線が合うのも稀な気がします。
着いたばかりで右往左往するのも嫌なので、とりあえず鉄道駅を目指しました。
ストリートで肉を焼く香ばしいにおいが食欲をそそります。
ちなみにこの日は日曜日。店の多くは閉まっていて、人もまばらです。
5分ほど歩くとヤシの木が見え、いい雰囲気になってきました。
駅に着き、「明日は何時にオープンしますか」と尋ねるも意思疎通ができません。
まぁいいやで宿に戻ることにしました。
ところがどこで道を間違えたのか、迷ってしまいました。
外はどんどん暗くなり、土地勘のないアフリカの都市でこれはマズい。
気丈に歩きますが、心中穏やかではありませんでした。
それでも20~30分歩いてどうにかホテル近くまで戻ってきました。
Chef's PrideというLonely Planetに載っている店を発見。一瞬迷い、そのまま立ち去ろうとしたら、「コンニチハ」という声。
振り返ると黒人がいました。
少し話して、Safari Innまで送ってもらいました。でも僕はお腹が空いていたので一緒に食事をすることに。
アブラ。28歳。近くの安宿Econolodgeで働いているそう。
僕らはSummy'sというアラブ系の店に入りました。
彼はタンドリーチキンを、僕は牛肉とミックスライスを注文しました。
ちなみに僕は風邪をひいており、体調はイマイチ。
これからの旅の情報を得ようと色々聞いていると、「ザンビアまでは鉄道ではなくバスがいい」と勧めてきます。他にも地図を描いて説明してくれたり親切な人でした。
ケニアで勉強したそうです。
ここは僕が払うことに。
帰り道、ここで威厳を見せておかないとダメだと思い、「ガイド料は払わないよ」と念を押しました。「チップが欲しい」と言わんばかりだったので。
それでもまた明日案内してくれるというので、せっかくだしお願いしました。
ちなみにザンビア行きの鉄道駅は、さっき行った駅ではなかったようで。。
アブラが車を出してくれるとのこと。本当ならうれしい。
ホテルに戻り、「エアコンはどうなった?」と訊いたら「今夜はダメだ。明日も動かなかったら返金するよ」とのこと。まぁ夜は涼しいし、ファンで十分っぽい。
ちなみにフロントにいたインド系のおじさんに、3.11の件で同情されました。
部屋に戻り荷物をゴソゴソ取り出します。コンタクトケースを発見!ほっ。
水シャワーを浴びるも、水圧が弱くて不満。さっそく洗濯をして室内に干します。
時間は9PM。ということは日本は3AM。。もう寝ます。
④へつづく。
【地図】