【東アフリカ⑫】立ち寄った会社のオフィスで 歓迎を受ける(ハラレ)
12AM。なぜかアラームが鳴ったので目が覚めてしまいました。
無理やり眠って次に目覚めたのは5AM。部屋が乾燥していて口の中が気持ち悪かったです。
そのまま起床。風呂に入ろうとバスルームへ行くもお湯が出ない。。さらに水が茶色い!
水をそのまま何分も出しっぱなしにしていても茶色いまま。水道本管が錆びているのでしょうか。
そういえば昨日、この水で沸かした紅茶を飲んでしまった。。ゲー。
顔を洗っても銅の臭いがします。
気分を変えて今日一日の計画を建てます。で、Lonely Planetの地図の部分を切り取って出発。
ハラレはなんだかヨハネスブルグみたい。高い建物が多いのですが、街の色が茶色いというか古臭い印象。まぁ一人で歩けるだけヨハネスよりだいぶマシです。
昨日、バスの中から当時働いていた物流会社のジンバブエオフィスを見かけたので、覗いてみることにしました。もちろんアポ無し。
名刺を見せると、10人ほどの従業員がせっせと働くサービスセンターの長、ダグラス氏が歓迎してくれました。さっそく壁にロバート・ムガベ大統領の写真を発見。
ジンバブエから国外への荷物は、すべて南アフリカのヨハネスブルグを経由するそう。南アやイギリス行きが多いのだとか。
ダグラス氏は業務中にもかかわらず、僕を外へ連れ出してくれました。
銀行へ寄った後、彼の家へ。お母さんがいましたが、僕がいるため英語で会話してくれました。ここでは朝食としてフーフ、魚、ソーセージをごちそうになりました。
次に訪れたフリーマーケットでは、お土産をいくつか購入。ここは街中ではほとんど見かけなかった白人が多かったです。国内では少数派のヨーロッパ系ジンバブエ人のようです。
僕はジンバブエドルが欲しくて探しましたが、見つかりませんでした。
オフィスに戻る車内で、ダグラス氏はこんなことを話していました。
「外国のメディアは偏向報道が酷い。ジンバブエの識字率は高いし、ストリートは夜歩けるくらい安全だ。銃声なんて聞こえてこないよ。エコノミーがダウンする前は、女性は1人で5人は産んでいたけど、今は2~3人かな」
オフィスに戻ったところで僕は写真を撮られ、ここで初めて社員かどうか会社のイントラネットで検索されました。
正午近くになったので、お礼を言って出発。気になっていたジンバブエドルのことを話すと、「後でホテルへ持って行ってあげるよ」とダグラス氏。
やったー!これはうれしいので「ぜひ」とお願いしました。
⑬へつづく。
【地図】※ホリディ・イン・ハラレです