【東アフリカ⑭】搭乗予定機が遅延 ハラレ空港で立ち往生する(ハラレ→)
眠気眼で起床したのは3:20AM。シャワーを浴びて目を覚まし、4AM過ぎにホテルをチェックアウトしました。
高かったですが、ホテルの玄関で待っていたタクシーに乗り込み空港へ(Harare International Airport)。あっという間の4:30AM着。空港内は職員しかいないし、そもそもみんな気持ちよさそうに眠っています。
5AM。荷物を抱えた人たちがチラホラと空港に姿を現します。白人の姿も。
皆南アフリカ航空を利用するようです。
僕が今日利用するのはザンビアのザンベジ航空(Zambezi Airlines)なのですが、気がかりなのが「Departure」の掲示板にザンベジ航空が載っていないこと。
ふと、「4年前に乗ったイエメン航空でもこんなことがあったなぁ」と思い出しました。
一応職員に確認すると「大丈夫」の一言。
でも外が明るくなった6:30AM頃、衝撃の事実が告げられます。「ザンビア・ルサカ行きの便は遅延だ」と。ゲー。僕は今日ルサカで乗り換えてダル・エス・サラームへ行かなければならないのに。。
聞けば遅延の飛行機はルサカ→ダル・エス・サラーム間とのこと。それなら荷物は預けられるな、と思った僕。でも油断はできません。
他の乗客も困惑した様子。インド系のオジサンは職員に向かって罵詈雑言を浴びせています。まぁたしかに早起きしてきたのにこれじゃあやりきれません。
とりあえず腹が減ってきたのでLay'sを買うことに。USD5を渡すと、汚いUSD2が返ってきました。
ただ、せめてものお詫びなのか、朝食が食べられることになりました。
食後、ベンチでボーっとしていると、少女が近づいてきて「写真を撮ってもいい?」と訊いてきたのでOKしました。東洋人が珍しいのでしょうか。
10:30AM。ようやくチェックイン開始。僕のバックパックとはダル・エス・サラームで再会することに。さて、出国を済ませてゲート内に入ると、中国人の人・人・人!
さっきこんなにいたっけな。
大きな声で喋り、お行儀悪く座る彼ら。正直彼らと一緒にされたくなかったので、少し離れたところに座りました。
免税店を冷やかしてから航空機に向かうバスに乗り込みます。ちょこんと滑走路に停まっているのはプロペラ機が見えます。どうやらこれのようです。Royal AIrという会社のチャーター機で、機内に入る時「自由席よ」と言われました。
12時離陸と聞いていましたが、その45分前に出発。小型機のため揺れが大きくなり、少しグロッキーになりそうです。
上空から見たジンバブエは、畑と山ばかりで農業国だということが判りました。
機内サービスはアメ1個。それを舐め終わる頃に機体を傾け始めました。
12PM。3日ぶりにルサカに返ってきました。
このままサッとダル・エス・サラームへ行けるといいのだけど。。
⑮へつづく。
【地図】