ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

【南部アフリカ⑤】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(マプト)

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朝、パンを焼いていたらドイツ人旅行者二人に話しかけられました。

 

当初僕が行く予定だったスワジランドへ行くそうで、お互い午前中は時間があるとのことで植物園へ3人で向かうことになりました。

 

彼らは携帯電話を持っていてタクシーを呼んでくれました。

当時、僕はあえて携帯電話を持たない旅のスタイルだったのですが、その手軽さにやはり衝撃を受けました。

 

15分後に到着した植物園の来園客は少なめ。てくてく歩きます。

日本には無い珍しそうな植物も多く、写真に収めます。

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太陽が昇り、背中が汗ばむほどの気候になりました。

約束したタクシーの時間が近づいてきたので、3人で歩いて戻ります。

 

しかしドライバーが来ていないので、電話をします。

すると「あと30秒!」とのこと。すると1分後にタクシーが現れたので、3人でケラケラ笑いました。

 

宿に戻った僕は身支度をして出発。「歩いてバスターミナルへ向かうのは危険だよ」という忠告を受け、素直にタクシーを呼んでもらうことに。

待つこと35分、現れたのはさっきのタクシードライバーでした。

 

13時、ダウンタウン・ネルスプリットになるグレイハウンドバスのオフィスから2階建てバスに乗り込みます。

ヨハネスブルグ方面から来たバスで、ここネルスプリットは経由地です。

「どこに座ってもいいよ」と言われたので「しめしめ」と2階の先頭席を陣取りました。

 

その後、この席が空席だった理由が明らかになります。

エアコンが故障している&日差しでとても暑いのです。。

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15時半、国境に到着。南アを出国後モザンビークに入ります。

 

英語圏からポルトガル語圏に入ったわけですが、景色も全く違って見えてきます。

窓の外、町にはゴミが散らかっていて、人々の格好もちょっとラフ。

暑さに耐えながら17時頃ようやく首都マプト(Maputo)市内に入ります。

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下車後、タクシーに乗って宿を目指します。

ポルトガル語ということでコミュニケーションは容易ではありませんが、友人から借りた「指さし会話帳 ブラジル」を駆使。お、通じた。

 

男女混合のドミトリーでベッドを確保。同室のイギリス人女性2人組とオーストラリア人男性と計4人で早速外出。レストランを目指します。

 

南アと違い、道を歩いていると「これを買わないか」「あれを買ってよ」と物売りから大人気。アジアの街を歩いているようです。

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シーフードの店で料理を堪能することに。ここでも指差し会話帳が役立ち、拙いポルトガル語でなんとか注文できました。

 

宿に戻ってからは、中庭でみんなでトランプ。蚊が寄ってきて嫌でした。

しばらくして、僕は受付の青年に話しかけてみました。

英語が喋れる人だったし、せっかくなので色々聞き出します。

「今のモザンビークはパソコン不足だよ」「日本も中国も違いが分からないよ」といったセリフが印象的でした。

 

その後、シャワーを浴びて服を洗濯。今夜は蚊帳の中で眠ります。

 

⑥へつづく

 

【地図】