ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【西アフリカ⑤】W杯をPV観戦! サッカーガーナ代表を応援する

アクラに帰るバスでは、一番後ろを陣取って外の景色を眺めます。 エンジンの上なのか、とにかく暑い。。どおりで周りに誰も座っていない訳だ。 首都に戻ってきたのは14時。明日は隣国トーゴへ移動するので、国境の町アフラオ(Aflao)までのバスチケットが欲…

【西アフリカ④】オバマ大統領夫妻も訪れた もうひとつの「城」へ(ケープコースト→アクラ)

朝起きて洗面所へ行くと水が流れたので、昨夜の汚れを落としました。 テレビから流れてくるサッカーW杯のハイライト映像。"Black Stars"ことガーナ代表はグループリーグを突破し、今夜ウルグアイ代表とベスト8をかけて激突します。 今日は歩いて行けるケープ…

【西アフリカ③】"Door of No Return" 奴隷貿易で「活躍」した城へ(ケープコースト)

時差ぼけであまり眠れず、3時頃からダラダラベッドの上で過ごしました。 早朝6時、チェックアウト前にオーナーと少し話しました。「どうして一人旅をしているんだ?」と訊かれたので「誰かと一緒に旅行していたらローカルと話す機会が少なくなると思うんです…

【西アフリカ②】ガーナの地で最期を迎えた 野口英世博士の銅像を訪ねる(アクラ)

250ドルを空港内で両替した僕は、いよいよ空港の外へ出ます。 アクラのむわ~とした初夏?の風をいっぱいに浴びたところでタクシーを捕まえます。 ガーナの公用語は英語ですし、ちょうど南アフリカW杯でガーナ代表が快進撃中だったので、その話題を振ると嬉…

【西アフリカ①】長時間フライトもなんのその ドバイ経由でガーナに降り立つ(アクラ)

僕の西アフリカへの旅は2010年6月末から7月初旬にかけて、約2週間でした。 羽田→関空→ドバイ→アクラ(ガーナ)と乗り継ぎ、そこから陸路でラゴス(ナイジェリア)を目指します。 帰りはラゴス→ドバイ→関空→羽田で、利用航空会社はエミレーツ。たしか計16万円…

【西アフリカ・イントロ】人類の負の歴史 西アフリカを訪れる

南部アフリカを旅した僕は、次に西部アフリカへ行きたくなりました。 理由はいくつかありますが、ざっくりいうと以下の通りです: ・奴隷貿易の歴史をもっと勉強したい ・ナイジェリアのアフロビートを現地で聴いてみたい ・日本人旅行者が少ない地を歩いて…

【南部アフリカ⑧】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(最終日)

遠くでなっているサイレンの音で目覚めたプレトリアの朝6時半。 短い南部アフリカ旅行の最終日です。 パッキングを済ませ、9時頃タクシーを拾いました。 ORタンボ空港では1週間ぶりに日本人も見かけました。 ブブゼラを買おうと「吹き方を教えてください」と…

【南部アフリカ⑦】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(プレトリア)

短かったモザンビーク滞在はこの日でおしまい。 南アフリカに戻ります。ヨハネスブルグではなく、首都プレトリア(Pretoria)が僕の最終目的地です。写真のようにジャカランダがとても映える美しい街のようです。 7時。バックパックを背負って出発。外は明る…

【南部アフリカ⑥】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(マプト)

部屋の中で一番に目覚めるも時計は7時半。 僕は旅に出ると、ほぼ例外無く目覚まし時計が鳴る前に目覚めます。 とくにドミトリーや安宿のベッドの上だとほぼ必ず。 「〇時に起きないとバスに間に合わない」「バッグに入れた財布は大丈夫かな」などを考えてい…

【南部アフリカ⑤】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(マプト)

朝、パンを焼いていたらドイツ人旅行者二人に話しかけられました。 当初僕が行く予定だったスワジランドへ行くそうで、お互い午前中は時間があるとのことで植物園へ3人で向かうことになりました。 彼らは携帯電話を持っていてタクシーを呼んでくれました。 …

【南部アフリカ④】ポルトガル語圏&旧社会主義国家 モザンビークへ(ネルスプリット)

飛行機が飛び立つ轟音で目覚めました。時計を見ると早朝5時半。 書き忘れていましたが、僕が泊まっているホステルはヨハネスブルグの空港の近くです。街中の安宿ではリスクが何倍にもなりますし、そもそも悪名高いヨハネスブルグを観光せずに、次の目的地へ…

【南部アフリカ③】戦々恐々 世界最凶の街へ降り立つ(ソウェト)

夜中に何度に目覚めるもすぐに眠るを繰り返していると、夜が明けて7時半になっていました。 布団の中でガイドブックLonely Planetを読んでいると、ドイツ人の同室者が声をかけてくれたので一緒に朝食を食べました。 明日のネルスプリット行きのバスの予約で…

【南部アフリカ②】戦々恐々 世界最凶の街へ降り立つ(ヨハネスブルグ)

いよいよヨハネスブルグ市内個人半日ツアーがスタート。 街の歴史なんかを教わりながら、遠くの摩天楼を目指し車は進みます。 50歳くらいのエイビー(Abe)が色々教えてくれます。 「ヨハネスブルグの人種別人口は、黒人が50%以上、ついで白人、カラード(…

【南部アフリカ①】戦々恐々 世界最凶の街へ降り立つ(ヨハネスブルグ)

2009年5月、成田空港からシンガポール経由でヨハネスブルグ(Johannesburg)へ。 機内は想像以上に黒人が少なく、アジア人が多い印象でした。 早朝、アフリカの大地が見えてきました。大学時代に過ごした寮でルームメイトだったイギリス人の友人は南アフリカ…

【南部アフリカ・イントロ】「ブラックダイヤモンド」を求め アフリカの大地へ

今回からしばらくの間、僕が2009~11年にわたって3回訪れたアフリカ各国の様子を紹介します。 ①南部アフリカ:南アフリカ&モザンビーク(2009年) ②西アフリカ:ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア(2010年) ③東アフリカ:タンザニア、ザンビア、ジンバ…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる④

この旅の目標は、タイトル通り「ネイティブアメリカンの文化に触れる」でした。 それなのに、僕はそれを達成できませんでした。 サンタフェから日帰りで行ける距離に、タオス(Taos)という小さな町があります。 町からほど近くにあるネイティブアメリカンの…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる③

サンタフェ(Santa Fe)…この単語をネットで検索すると、いまだに宮澤りえさんの名前がヒットします。 たしかに日本人にとっては、「アメリカ最古(級)の町」よりもこの25年前に発売された写真集のほうが有名かもしれませんね。 建国よりもはるか前の1607年…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる②

灼熱のフェニックスから落ち着いた雰囲気のニューメキシコ(New Mexico)州アルバカーキ(Albuquerque)へ行くには、グレイハウンド(Greyhound)バスが便利です。 所要時間は9時間強、片道55~80ドルくらいで毎日3便あるようです。 アルバカーキはニューメ…

【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる①(フェニックス)

僕が初めて一人旅をしたのは、高校を卒業した次の日でした。 日本から取り寄せた雑誌にネイティブアメリカンの暮らしが書かれていて、ターコイズのアクセサリーや赤茶けた大地の美しさに惹かれ、帰国前にアリゾナ州とニューメキシコへ行ってみようと思いまし…