【西アフリカ⑪】まるでベトナム? バイクで溢れるベナン随一の街へ(コトヌー)
相変わらず朝早く目覚めました。
西アフリカの5月は日本ほど蒸し暑くはないので、A/Cが無くてもOK。
8時に出発。チェックアウト時に日本円硬貨をあげたら喜んでくれました。
ホテルを出たところで、少年に話しかけられたのでタクシー乗り場の場所を聞きました。ところが地図の読み方が分からないのか、うまく話が進みません。
そのうち4、5人が集まってきて、結局タクシーを拾える場所までバイクタクシーで送ってくれることに。ありがたい。
5分ほど待っていると、乗り合いタクシーを停めることに成功。コトヌー(Cotonou)までCFA600で行けるようです。
ちなみにコトヌーはベナン最大の街ですが、首都ではありません。首都はポルト・ノボ(Porto Novo)です。
相変わらずの乱暴な運転。渋滞にはまりながらも車は東へ走ります。渋滞でドライバーもイライラしている様子。
途中、中国人を見つけたドライバーが指を差しました。「Je suis de Japon.」と言うと「Bon.」という返事が返ってきました。
コトヌーの町中に入り、適当な場所で下車。数人に訊きながら今夜のホテルLe Chant d'Oiseauというクリスチャン団体が運営する安宿に着きました。
残りのCFAを考え、A/Cではなくファンの部屋を選びました。
案内してくれた人と、布団やコップの数を一緒に確認後サイン。ここではインターネットができるのでさっそくすることに。
ガーナのアクラ以来のメールで両親も心配しているかも。
せっかくなので、明日のナイジェリア・ラゴスのホテルの予約もすることに。
ネットの速度がえらく遅く、結局これくらいしかできませんでした。
近くにスーパーがあるようなので歩いて行くことに。やはりスーパーは楽しい。お土産候補を物色しました。
帰りに中華料理レストランHai Kingへ。
2階のテラスが気持ち良かったです。
トーゴといいベナンといいバイクが本当に多い。クラクションもブーブーうるさいです。目と閉じるとベトナムにいるような感覚になるかも。
ヌードルとチャーハンを注文し、時間をかけてゆっくり食べました。
少し熱気の籠る部屋に戻り、ベッドで横になると少し寝てしまうも雨の音で目覚めました。
止むのを待ってから外出。ビーチを目指すも遠すぎで断念しました。
日記を書いていたペンの出が悪くなっていたので路上で売っていた少女から購入すると「Merci.」と言われました。
それでもこの街では、数人にひとりの割合で「Chinois!」とか「ニーハオ!」とかニヤニヤ顔で言われました。
無視が一番と分かっているのですが、やはり頭にくるものです。
今日は結局移動日となってしまいました。
明日は旅の最終目的地・ナイジェリアのラゴス(Lagos)入り。
陸路での国境越えから治安まで不安だらけ。でもどうにかなるでしょう。
⑫へつづく。
【地図】