ゴマ鉄丼

ロサンゼルスから1年半ぶりに帰国した33歳男のブログです。趣味は一人旅で、思い入れが強いのはロサンゼルスとアフリカ。初心者ブロガーですが、観光地ではないディープでブラックなロサンゼルスや、これまでの旅の思い出を振り返ったりしていきます。みなさんの旅のヒントになれば本望です。

【東アフリカ⑮】搭乗予定機が遅延 ルサカ空港で立ち往生する(ルサカ→)

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12PM過ぎ。ジンバブエのハラレ空港からルサカ空港(Kenneth Kaunda International Airport)に降り立った僕。滑走路を歩いてターミナルへ向かいます。

 

入国はしませんが、念のため入国カードを記入しておきました。

滑走路にダル・エス・サラーム行きっぽいザンベジ航空機が無かったので気になっていましたが、同社のオフィスへ行くと…出発時刻は9:50PMだとか!

 

ガーン。今から10時間後!空港からは出られない。おまけにタンザニア入国は深夜。僕の貴重な一日を返してくれ。。

 

なぜか出発のボードには「カイロ経由ダル・エス・サラーム行き」と書かれていました。まぁこれは書き間違えだったようですが。

 

同じ境遇の人がチラホラいて、彼らとともに無料のランチが提供されました。チキンとポテト。それにしても面白くない。眠いし、旅程は狂うし一体なんなんだ。

 

少し経って「なるようにしかならないか」と冷静になり、空港内を散策し始めました。Bank of Chinaこと中国銀行の看板を発見。中国人も見かけました。実際は20人近い中国人が外でタバコを吸っていたようで、後で外に出てみたらゴミだらけになっていました。。

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トイレに入ると「HIV/AIDSにご注意」のポスターを発見。アフリカでは、南でも西でも東でも街中そこここでこういう看板を見かけました。

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とにかく暇、ひま、ヒマ。しかも出発予定時間が11:15PMにずれたという噂が。

念のためオフィスで確認します。怒り狂う人たちにボロクソ言われているだろうし、僕は優しく聞いてあげました。

ちなみにこのとき、ハラレから一緒だった黒人男性が、「これだからアフリカの印象が悪くなるんだ」と言っていたのが印象的でした。

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11:15PMに離陸したとしたら、ダル・エス・サラームには何時に着くんだろう。夜が明けるまでどうしようかな。今朝は3AM起きでコンタクトもつけっぱなしです。

 

7PM。白人が増え始めました。中国人の団体とは別鼓動の、一人でいる若い中国人風の男性がいました。

 

ようやく出発予定時刻の2時間前となり、空港使用税を支払いセキュリティを抜けてチェックイン。

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インド人が経営する免税店/土産店でお土産を物色します。ここが充実していてUSD60分のお土産を購入しました。

 

まだ時間があったので、先ほどの中国人風の男性に話しかけてみました。北京出身のダニエル。ダル・エス・サラームを拠点とするビジネスマンで、ザンビアは初めてだそう。英語がうまく、愛想も良いのでそのまま話すことに。

 

せっかくなので色々訊いてみました。ビザのこと(南アフリカ入国には中国人も要ビザとのこと)、世界中に散らばる中国人のこと、北京での暮らし、アフリカに対して。

ちなみに中国人の彼も、現地で「チナ」とか「チャイナ」とか言われるのは嫌だそうです。

 

出発予定時間の11:15PMになりました。でもまだ機内に入れません。

 

⑯へつづく。

 

【地図】