【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる②
灼熱のフェニックスから落ち着いた雰囲気のニューメキシコ(New Mexico)州アルバカーキ(Albuquerque)へ行くには、グレイハウンド(Greyhound)バスが便利です。
所要時間は9時間強、片道55~80ドルくらいで毎日3便あるようです。
アルバカーキはニューメキシコの州都ですが、人口約48万人と規模は小さめ。
それでもロサンゼルスから陸路でミッドウエストを目指す人が通ったり、先日紹介したシウダードファレス(メキシコ)やエルパソ(テキサス州)と一本道で繋がっていたりと、交通の要衝という側面も。
ルート66が今でも健在で、郊外はもちろん市内でもちょこちょこ看板が目に飛び込んできます。
ここまで来ると、ロサンゼルスやニューヨーク、シアトルやシカゴとは違ったアメリカを垣間見られると思います。
その名の通りメキシコ系が多いのかな、と思っていましたが、僕が訪れた2003年は白人も多いなぁという印象を受けました。
アルバカーキのオールドタウンでは、ネイティブアメリカンがジュエリーやドリームキャッチャー、伝統工芸品を売っています。とくにターコイズを散りばめたネックレスやイヤリングは水色がとても美しいです。
たしか当時は爬虫類ミュージアムやサボテンミュージアムも行ってみたのですが、今もあるのかな。
宿泊したユースホステルはダウンタウン・アルバカーキにあったのですが、軽く調べたところ見当たりませんでした。洞窟のような雰囲気で、初日は部屋に一人だったので少し怖かったことを覚えています。
さて、アルバカーキはなんといっても気球のイベントで世界的にも有名です。
毎年10月頃に開催され、世界中から集まった700(!)もの気球が同時に空に打ち上げられるのだとか。
僕が訪れたのは6月でしたが、たしかに空気がキレイで青空がよく似合うアルバカーキならではのイベントかもしれません。
アメリカ×ネイティブ×メキシコの影響を色濃く受けたアルバカーキを堪能したあとは、サンタフェ(Santa Fe)へ向かいます。
【地図】