【番外編】ニューメキシコ州で ネイティブアメリカンの文化に触れる①(フェニックス)
僕が初めて一人旅をしたのは、高校を卒業した次の日でした。
日本から取り寄せた雑誌にネイティブアメリカンの暮らしが書かれていて、ターコイズのアクセサリーや赤茶けた大地の美しさに惹かれ、帰国前にアリゾナ州とニューメキシコへ行ってみようと思いました。
この番外編は①~③に分けて紹介します。
①ではフェニックスのことだけ…
当時住んでいたベーカーズフィールドからアリゾナ州フェニックスまでは小さな飛行機が飛んでいたので、旅のスタートはフェニックスでした。
市内を無料の循環バスが走っていてちょこちょこ利用しました。
フェニックスはとても広い街で、灼熱の太陽の下、へとへとになりながら相当歩いた記憶があります。
僕はこの街の雰囲気が本当に大好きです。
砂漠気候でとても暑いし、歩けるような形状でもないのですが、山ありパームツリーアリサボテンありの美しい風景と洗練された街並みは心底気分が良くなるんです。
さて、2003年に訪れた当時は、アリゾナダイヤモンドバックスが誕生して5年(1998年)&2年前(2001年)にヤンキースを破ってワールドチャンピオンになるなど、アリゾナ州全体が野球で盛り上がっていた気がします。
ランディ・ジョンソンも在籍していました。
運がいいことに僕の滞在中は試合があり、BankOne Ballpark(当時の球場名=現在のChase Field)に1ドルで入場でき、観戦できました。トップデッキの席でしたが雰囲気を味わうには十分でした。
翌日は試合が無かったのですが、球場内ツアーをやっていたので、施設内やダグアウトなどをアメリカ人の野球ファンと一緒に見て回りました。
2日間の滞在後、グレイハウンド(Greyhound Bus)に乗り込んだ僕はニューメキシコ州アルバカーキ(Albuquerque)を目指します。
【地図】※Chase Field